神奈川新聞、12月2日の読書面に書評が出ていました。

以下紙面です。

「〈いじめ学〉の時代」内藤朝雄 著

学校を覆ういじめ問題。「命の尊厳教育が対策のカギ」などさまざまな主張が聞かれるが、社会学者の著者はこの種の常識論を全面否定する。校内暴力には警察を介入させ、クラス単位の教育を見直せば、いじめの大半はなくなると説く。
戦前の隣組と同様、クラスという聖域で密着関係を強制されることが、その場の「ノリ」感覚のいじめを生む温床だと看破する。
柏書房・一六八〇円)

“いじめ学”の時代

“いじめ学”の時代