日本はここまで壊れてしまったかと驚いた。
警察が平和的なタイプのデモに対して暴力をふるうようになった。
どう考えても、デモをしているひとたちは、非合法活動を指向する「反社会的集団」ではなく「素人」だ。
日本はついに政治的自由に関して中東諸国や中国やミャンマーと同レベルに転落してしまった。
この情報を世界に広める必要がある。世界のメディア・ジャーナリストにすぐに情報提供を。国連の人権機関にも、アムネスティ/インターナショナルにも、世界中の人権関連機関にすぐに通報を。この画像を世界のトップニュースに。
アドレスをクリックして以下の写真を見ていただきたい。
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上記動画のコメントより
このとき逮捕されたのはフランス人のフランクさん。警察は防護服をはぎ取ってビックリ。もう一人の防護服はフランクさんの奥さん。奥さんはフツーの日本人。奥さんも拘束されちゃった。二人の婦人警官にこの後羽交い締めにされ、「どうして脱原発が犯罪者なの!!」と抗議。すると、在特会の男性に腹を蹴られたんだ。婦人警官は見て見ぬふり。奥さんが言うには、腹を蹴った犯人の顔は判らないけど、服装は覚えているとのこと。また、この動画は各国語に訳されて世界に出廻る予定。いま、有志が動いてるみたい。
110913デモ逮捕者フランク夫妻インタビュー
http://www.ustream.tv/recorded/17246228
法律家たちは「救援」して終わりではなく、法正義の側から犯罪者たちを刑事告発しなければならない。
何もしていない人に暴行を加えた警察官と右翼は犯罪者であり、きちんと裁かなければ法秩序が壊れる。
警察が組織的な犯罪を行っているとすれば、警察の組織そのものに大きなメスをいれなければならない。
警察は、法秩序の維持のために重要な組織であり、それゆえ遵法性がもっとも厳しく要求される。厳罰によって警察の遵法性を守らなければならない。それは社会にとって大切な警察を腐敗から守ることでもある。
右翼に挑発させ逮捕。警官が捕まえた女性の腹を右翼が蹴る。女性が「蹴られたんだけど何もしないの?」と言っても、何もしない。
これは、民族紛争やエスニッククレンジングの時によくある警察の腐敗。たとえば、ナチス時代にドイツ人がユダヤ人を殴っている横でドイツ人警官がニヤニヤ笑いながら見ている、といったタイプ。
日本の警察がそこまで腐敗してしまった。
このままにしてはならない。これを放置すると、あとは日本が坂道をいっきに転げ落ちるだけだ。警察をこれ以上腐敗させてはならない。
ここに示した暴行警察官と指示した責任者を特定し刑事告発する法律家のグループが必要になる。これをすることで、警察も腐敗を免れる。警察の改善のためにも、膿をださなければならない。このままでは日本はミャンマーのような国になるのではないかと危惧する。世界中に告発する必要がある。
警察は法を犯す者を取り締まる組織だ。オウムや暴力団や右翼左翼の非合法活動集団を温存し、平和的な「素人」のデモに暴行する警察を正常化しなければ、日本は法治国家でなくなり暴力団国家になる
それにしても、日本がここまで落ちぶれたかと思うと、なさけない。
東電は警察の天下り先でもある。
日本の美しい自然や安全だけでなく、自由と民主主義の社会としての日本をここまで破壊した原子力マフィアは滅ぼさなければならない。
読売新聞はこれをどう報じているか
脱原発デモで12人逮捕、機動隊員暴行などで
東京・新宿で11日に行われた「脱原発」を訴えるデモで、警備中の機動隊員に暴行を加えるなどしたとして、警視庁は同日、デモの参加者の男11人を公務執行妨害の疑いで、デモを主催した「素人の乱」の二木信容疑者(30)を都公安条例違反の疑いでそれぞれ現行犯逮捕した。
発表によると、男らは11日午後、東京都新宿区の路上で、警備中の機動隊員らの顔を殴るなどした疑い。二木容疑者は規定に反し、車道で行進していたデモの隊列を歩道にまで広げた疑い。
JR新宿駅周辺で行われたこのデモには約2200人が参加し、「原発はいらない」などと訴えた。
(2011年9月12日00時20分 読売新聞)読売新聞HP
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110912-OYT1T00004.htm?from=main7
より(2011年9月12日取得)
読売新聞はここまで腐っているのかと驚く。
ほんとうに読売新聞を買うのはやめよう。
読売新聞は日本で生活する人々の敵だ。
『原発・正力・CIA』という本によれば、今ある読売新聞を創った正力松太郎は、「ポダム」というコードネームをつけられたCIAのエージェントだったそうだ。
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それにしても、今なら市井のおじさんおばさん市民がデモを楽しむようになったからといって、昔のような右翼や左翼が増えるとは思えないのに、警察は明らかに税金をどぶに捨てて暴力犯罪を犯している。原発事故の後右翼と左翼の論点抱き合わせセットも崩壊した。
むしろ、非道なことをしかけて、「じゃあこちらも暴力で」という反応を引き出して、昔ながらの暴力左翼を育成しようとしているのではないかとすら思われる。
少年時代を思い出した。学校ぐるみで教員による非道な暴力をはびこらせていた愛知県立東郷高校に、思い通りにならない息子を憎んだ父親によってむりやり放り込まれた。遵法意識が高い少年だったわたしは、教員たちによって繰り返される暴力犯罪を警察(愛知県警和合警察署)に通報しに行った。すると、警察官は、「先生を警察に訴えるなんて、よくないことだ。そんなことをしていると、左翼になってしまうぞ」と言った。
わたしは法という社会の枠ががらがらと崩れ去るような崩壊感覚をおぼえた(実はそうではなく、和合警察署の警察官が犯罪を放置する不正行為を行っていただけで、法によってその警察の放置行為も追求しなければならなかったのであるが、少年時代のわたしにはそこまで考えることができなかった)。
そしてその後、わたしは本当に、国家権力と警察を憎む左翼少年になってしまった。もちろん20歳までには左翼はやめていたが、あのとき警察がきちんと暴力犯罪者たちを取り締まっていたら、ナイトー少年は決して左翼にはならなかったであろう。こういう若気のいたりは思い出すだけでも恥ずかしい。少年時代については『〈いじめ学〉の時代』で書いた。社会の不正に傷ついた少年がどのように左翼になるのかの参考文献として、警察の方々に失敗事例として活用してもらいたい。
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今回の警察の愚考は、干からびて絶滅寸前の昔ながらの左翼勢力に甘露の慈雨をふらせた結果となる。
もし、昔ながらのわっしょいわっしょいの「戦闘的」「革命的」なデモではなく、市井のおじさんおばさん市民が穏やかなデモを楽しむようになったら、昔ながらの「戦闘的」左翼勢力は、生態学的ニッチ(繁殖のための特殊な領域)を失って息の根を止められていたはずである。警察は暴力刺激によって、昔ながらの構図を維持しようとしているのではないかとすら思う。
昔のわっしょいわっしょいデモがすたれて、市井のおじさんおばさん市民が穏やかなデモを楽しむようになったとき、日本社会はまたひとつ成熟したといえる・・・という意味でも、わたしは「左翼−右翼」とは無関係の穏やかな市民デモの流行に期待していたのだ。それを警察が元に戻そうとした。
黴の生えたような文献をほじくりだしてみよう。カール・マルクスは、「階級意識が低い」労働者が官憲や資本家などの非道暴力不正を身に受けて苦しむ体験のくりかえしを「プロレタリアートの学校」と呼んだ。「プロレタリアートの学校」によって、革命のためならどんな非道も厭わない鍛えられた鉄のプロレタリアートが育成される、というお話しである。警察は社会防衛のためにそういう「反社会的勢力」を生み出さないようにするのが職務ではなかったのか。いまどき「プロレタリアートの学校」(の過激バージョン)などそうそうあるものではない。今回の警察の暴力が、最悪の「プロレタリアートの学校」にならないことを祈る。
わたしは、昔ながらの左翼と右翼はどちらも全体主義的であり、消滅すべきであり、より成熟したリベラルの独立勢力が大きな政治勢力にならなければならないと主張してきた。それについては『いじめと現代社会』の右と左の論点抱き合わせセットの弊害の部分(111〜112ページ)を参照していただきたい。
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原発事故に関しては、旧来の政治的な図式ではまったく手も足も出ない。右でも左でもない新しい先進国型の政治勢力が担い手にならなければならない。まともな先進国であれば、右翼も左翼も力をもっていない。ほとんどすべての国民は右翼でも左翼でもなく、市井のおじさんおばさん市民が穏やかなデモを楽しんでいる。それが「普通の国」である。
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東電は警察の天下り先でもある。
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